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財務レポート
業務ハイライト
■ <53期>2025年3月期
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や訪日外国人観光客が増加する等の要因により、景気は緩やかに回復しております。しかしながら、各種原材料価格の高騰や物価高、人手不足の影響が深刻化してきており、加えて、通商政策などアメリカの政策動向や金融資本市場の変動など、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移しております。
当社グループの主要顧客である観光産業や外食産業におきましては、消費者の行動変容とともに食に関わるビジネスのあり方やニーズが大きく変化してきております。また、需要が回復しつつある中、観光産業や外食産業を取り巻く経営環境は、物価高や人手不足の影響により、依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、世の中の変化を的確に捉え、顧客との繋がりを大切にするとともに、変化と要望を把握し、顧客に寄り添った提案やサービスの提供を行うことにより、『和食を中心とする業務用食材の 企画・製造・販売』という当社のコア事業を強化し、当社ビジョン「おいしい出会いを創りたい」の実現と更なる企業価値向上を目指してまいりました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高223億82百万円(前年同期比2.1%増)、営業利益6億71百万円(前年同期比20.9%減)、経常利益6億49百万円(前年同期比25.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4億4百万円(前年同期比32.5%減)となりました。
主な経営指針
■ 主な財務指標(連結)
51期 2023年3月 |
52期 2024年3月 |
53期 2025年3月 |
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売上高(千円) | 21,297,590 | 21,919,508 | 22,382,570 |
売上原価(千円) | 17,181,774 | 17,544,025 | 18,011,197 |
売上総利益(千円) | 4,115,815 | 4,375,482 | 4,371,373 |
販売費及び一般管理費(千円) | 3,458,808 | 3,525,473 | 3,699,827 |
営業損益(千円) | 657,007 | 850,009 | 671,545 |
営業外収益(千円) | 78,699 | 63,795 | 83,778 |
営業外費用(千円) | 49,106 | 44,554 | 105,390 |
経常損益(千円) | 686,600 | 869,250 | 649,933 |
特別利益(千円) | 404 | - | - |
特別損失(千円) | 62,864 | 18 | 1,020 |
税金等調整前当期純損益(千円) | 624,139 | 869,231 | 648,912 |
法人税・住民税及び事業税(千円) | 18,007 | 189,862 | 227,492 |
法人税等調整額(千円) | 150,935 | 80,070 | 17,238 |
親会社株主に帰属する 当期純損益(千円) |
455,196 | 599,299 | 404,182 |
純資産額(千円) | 16,404,554 | 16,935,446 | 17,218,085 |
総資産額(千円) | 19,270,668 | 20,140,965 | 19,828,040 |
自己資本比率(%) | 85.1 | 84.0 | 86.8 |
自己資本利益率(%):ROE | 2.8 | 3.5 | 2.3 |
株価収益率(倍):PER | 16.5 | 13.42 | - |
営業活動によるキャシュ・フロー(千円) | 608,300 | △87,069 | 603,842 |
投資活動によるキャシュ・フロー(千円) | △125,952 | △7,972 | 689,619 |
財務活動によるキャシュ・フロー(千円) | 2,414 | 97,817 | △852,662 |
現金及び現金同等物の期末残高(千円) | 8,269,557 | 8,272,156 | 8,712,435 |
従業員数(人) | 230 | 237 | 229 |